Palm Reading FUMIKO

『心技体』心➡こころ 技➡技術 体➡体験 占いの軸にさせて頂いてます。

神様に願った事👼

 

 私とミカは20歳(ハタチ)の時に知り合った👩‍❤️‍👩

 自営業を営む裕福なミカ(仮名)の実家は福島にある。

 ミカには兄と弟がいて、ミカと弟は仲が良いが、偏屈で変わり者の兄とは兄弟仲が悪かった。

 女性に全く縁のない長男に、40歳を過ぎて結婚が決まった💒

 お相手の女性は近所に家があり、内情を知るミカの母親は、この結婚は女性の財産目的だと分かっていた💴

 結婚すると長男は実家を出て新居を持ち、嫁は全く婚家に近付かなかった。

 

 些細なトラブルは日常茶飯事で、それでもミカの母親である姑が牛耳っている時は、おとなしくしていた嫁だったが、姑が亡くなると本領発揮した🥳

 寄り付かなかった婚家に乗り込み、好き勝手に振る舞う様になった。

 

 ミカの夫は怠け者で転職を繰り返し、金がないとミカの所有物をコッソリ売っ払っていた👜

 都内に住むマンションは夫の実家が持つ物件だったが、管理費を含めた生活費を稼ぐ為に、ミカは昼は病院で働き夜は居酒屋で働いた🌆

 

 その居酒屋で大手商社に勤める彼と出会い、休みになると二人で出かける様になった👩‍❤️‍💋‍👨

 彼との結婚話しが持ち上がると、ミカは身の周りの物だけを持って、彼の住むマンションで一緒に暮らし始めた。

 夫は家出の原因がまさか『男』だとは思っていなかった🧔

 

 離婚届を出すから『証人』になってほしいとミカから頼まれた。   

 書面を見ると夫の欄が空欄になっている😳

 「夫には最後に署名をしてもらって離婚届けを提出する📄」

と言うので署名をした。

 数日後何の連絡もないミカに

「離婚できたの?」と聞くと

「夫の留守中に離婚届けとメモを置いてきた…」😌

と言うので、すぐに取りに行かせ回収しようとしたが、いくら探しても離婚届けはなかったそうだ😩

 

 夫は離婚の片棒を担いだ私を、恨む事はあっても、感謝する事はないだろう。

   

 嫌な相手と会いたくない。

 顔も見たくない。

 でも避けて通れない時もある。

 

 

 ミカは嬉しそうに🥰

 「彼がハワイに転勤になるから

一緒について行く🏖️」と言っていたのだが…

「彼の素性が分かる物が全くない」

と私に相談してきた😔

 ミカと口裏を合わせて待ちぶせをした私は、彼を見て確信した。

 『結婚詐欺師』💥

 

 ミカもうすうす気付いていたが

 『幸せになりたい』

 『夫の元から逃げ出したい』

という気持ちが、目を閉じさせていた😑

 嘘八百で並べた詐欺男の素性。

 それでもまだ信じたくて、

1%の可能性にしがみつき、

「彼の家を出た方がいい」

と説得する私に逆ギレをした💢

 夫のいるマンションには

 もう戻れない。

 戻りたくない😔

 

 決定的な出来事は、彼と一緒に飲みに行っていた店のママが🥂

「金を返してくれ😤」

とミカに言ってきた事だ。

 彼はママから30万円を借金をしていたが、他にも借金があるらしい事が発覚した。

 ミカも彼に金を貸していた😔

 

 

 ミカと娘は仲の良い母娘👭

 二人で一緒に暮らす事をミカは娘に提案したが断られた。

 新宿の一等地に建つマンションは古いとはいえ、某政治家が住んでいた億ション🏢

 娘は何不自由なく暮らせる💃

 

 ミカは姑に会い

「離婚してもお義母さんの面倒はみます🤗」と言うと

「けっこうです🧓」と断られたそうだ。

 財力があればミカの手を借りなくても、老後の心配はいらない💴

 

 結局ミカは離婚をする事なく、別居状態のまま夫の留守中に、30歳になる娘👩の為に、食事を作りに行く日々だ🍲

 

 どこか、ズレているのか❓

 ボタンの掛け違いなのか❓

 

 

 福島に住む実家のお父さんが亡くなった。

 長男の嫁は舅を強行に入院させ、まだ生きている内から遺品整理をしていたそうだ👹

 亡くなってから長男が

「父親の面倒を見ていたのは嫁なんだから、ミカと弟は『遺産』を放棄しろ」と言ってきた😤

 弟はこれまでの長男+嫁の悪事を知っていたので、「裁判する」と戦いを宣言した😡

 

 『お父さん子👧』だったミカは

 生前何度も父の見舞いに行き、その度に見る長男➕嫁の横暴な振る舞いに激怒して帰って来た😡

 

 お父さんはこういう事態になる事を予測していたのだろう。

 ミカ名義に財産を残していた💴

 

 父親が亡くなり

 『金💴』で揉める事に疲れた

ミカは遺産相続を弟に任せた。

 

 

 私はアナログでスマホを使いこなせていない。

 自分のスマホをロックダウンさせて、全てのデータを無くしてしまった😭

 突然消えた私のアドレスを不審に思った友達が、心配して電話をかけてくれた。

 しかしミカから連絡が来る事はなかった😔

 私はミカに手紙を書いたが届かなかった様だ。

 そこで私は面識のある、ミカの娘に手紙を書いた。

 事の顛末を説明して

 『この状況をお母さんに伝えて下さい。

 連絡を待ってます』

 新しいスマホのアドレスを書いた手紙を送った💌

 

 しばらくしてから、ミカから連絡が来た。

「アドレスが消えたから、私は嫌われたと思ったよ😒

 でもまぁいいや!!って思ってた」

と言われた。

 

 『まぁ、いいや』か、、、

 

 ミカは変わった。

 

 彼女にはもうしばらく時間が

 必要なのだろう⏳

 

 ミカは20歳(ハタチ)の頃

 夫と出会う前に

 神様に祈っていたという🙏✨

 

『金持ちの男性と

 結婚出来ます様に!!

 男性にお金が無くても

 男性の親が金持ちで

 ありますように!!』

 

 そういう意味では、

 ミカは『願いが叶った✨』と

 言えるのかもしれない🤔