Palm Reading FUMIKO

『心技体』心➡こころ 技➡技術 体➡体験 占いの軸にさせて頂いてます。

ママ友トラブル💥将を射る

 

 もうだいぶ前…

 私の息子が5歳で娘が1歳だった頃の話しである🤱

 近所には同じ年頃の子供達が沢山いて、毎日遊んでいた。

 子供が幼いので母親はつきっきりとなり、ママ友とは夫よりも長い時間を過ごしていた。

 ママ友の年齢は幅広く、年長者は私より一周り上、私は最年少グループに含まれていた。

 長男が最初の子供なので、先輩ママに教わる事も多く、幼稚園もその流れで、同じ幼稚園に入園し通っていた。

 通園バスで登園する毎日は、子供を見送った後にママ達と話しこんで、降園するバスが帰って来た事もあった🚌

 

 私には仲の良い1つ歳下のママ友、Tさんがいた👩

 息子同士が同い年で仲が良く、Tさんには長女7歳がいて、私の1歳の娘をよく可愛がってくれた。

 そして最年少グループの一人、私と同い年のMさんは、男の子3人を持つママで、自信家で物事をハッキリ言う人だった。

 

 幼稚園のイベントになると、親達の目の色が変わる。

 運動会は『ご近所皆さんで席取りをするので前日から並ぶ』という事を聞かされた。

 しかし、娘はまだ赤ちゃん👶

 何時間も抱っこして並ぶなど

不可能である。

 他のママ達は兄弟が小学生なので留守番をさせられるし、近所に実家がある人は子供を預けられる    夫が協力的であれば子供を見てもらう事も可能だが、私はどちらも該当しなかった。

 しかも仲良しのTさんは役員なので役員席に座る。

 私は炎天下で座るより、娘を木陰で抱っこして観戦する方が良かったので、席取りを辞退した。

 するとMさんが「席取りは慣例だから!!」と強い口調で言った🤬

 他のママ達はどうなのだろう?と様子を見ると… 

 皆同じ意見らしい🙄

 それでも無理なものは無理なので席取りは断り、別に座る事を伝えた。

 

 運動会の当日、園庭に着くとご近所皆さんが仲良く座っている。 私が来た事を知るとママ友の一人が「場所を取ったから座って」と言った😤 

 私は「並ばなかったから…」と座る事を断ると、もっと強い口調で座る様に言われ、座らないのも又おかしいので、居心地の悪い中座らせてもらった😥

 その傍らに同じクラスのお母さんが、赤ちゃんを抱っこして立っている🤱

 私は「しんどいでしょう」

と言って自分の横に座らせた。

 

 運動会が終わり翌々日の朝。

 登園バス停にママ達がいる。

 いつもの様に私が挨拶をすると何だか様子がおかしい。

 子供を幼稚園バスに乗せ見送った後、ママ達の様子は気になったが私は家に帰った。

 

 14時になり降園する息子を迎えに行った🚌

 バスから次々降りて来る子供達に「おかえり〜」とママ達は、

いつもの様に声をかけるのだが

私の息子にだけシカトをした😵

 あからさまに分かる嫌がらせ。

 私は息子の手を引き家に帰った

 

『親の私だけでは足りず、子供にまでイジワルをするのか😒』

 

 しかし、ご近所トラブルは自分の首を締める。

 挨拶をしなかったら向こうの思うツボ🥳

 何を言われるか分からない。

笑顔で挨拶をする事だけは続けた

 

 数日後、慌てた様子でTさんが我家に駆け込んで来た😫

「大変!!皆がNさん(私)の悪口を言ってる」と教えてくれた。

 ことの発端は私が席取りを断わった事。

 そして席取りをしなかったのに、知らない人を座らせた事。

 中心になり悪口を言っているのはMさんだった。

 

 日頃から私とTさんが仲良くしているのが気に喰わないMさんは

「Nさんにいつも利用されてるのよね?」

とTさんに同意を求めるのだがTさんは否定する。

「Tさんはおとなしいから言えないのよ」😤

と私を悪者にしたいMさんは、普段の私の言動にまで文句を言い出し、私に不満があったのか?他のママ達も賛同した😨

 Tさんがどんなに誤解だと説明しても聞き入れられなかった。

 

 ママ友集団のボスは私より一周り年上のSさんだ。

 Sさんは年上なので私は気配りを怠らず、仲良くやっていると思っていたのだが…。

 ボスも一緒になり悪口を言ってると聞き

『胸ぐらを掴んでぶん殴ってやりたい』👊

 衝動を抑えて電話をしようと考えた。

 Mさんは時々ママ達から陰口を言われる様な人なので、ザコを相手にするよりも

   『将を射る🎯』

 

 ボスにすぐ電話をした。

 

 電話の相手が私だと分かると、不意打ちを喰らってボスは動揺した。

 

「すみませ〜ん😝

 なんか〜ご心配をおかけして

 いる様なんですけど〜🤪」 

と私が口火を切ると…

「そ、そ、そうなのよー💦

Nさん、最近大丈夫かしら?って皆で心配してたのよー😅」

と笑ってしまう様な苦しい嘘を、しどろもどろになりながらボスは言った。

 予想していなかった突然の電話は、私の意図が分からなくて不気味だったのだろう。

 ボスが核心に触れる事が言えないないのは、自分達のやっている事に正当性がないと分かっているからだと感じた。

 

 しばらく話しを合わせてから電話を切った。

 

『とりあえず将の首は抑えた。

 連中はどう出るか🤔…』

 

 翌日はより一層の笑みで

「おはようございます🤗」と言うとママ達はザワついた。

 私は息子をバスに乗せると、さっさと一人で家に戻った。

 私が挨拶以外に口をきかなくなったので、バツか悪くなったのか

ママの一人が

「ちょっと言い過ぎたかしら?」

と言い出したそうだ。

  

 つけ込む隙を与えると、相手はどんどんつけ上がるが、こちらが強気で臨むと相手は怯む。

 

 こういう連中は誰かをターゲットにして、悪口を言う事により結束するが、放っておけばいずれは内部分裂を起こす。

 

 昔から『人の噂も七十五日』

 

 しばらく我慢すれば 

 状況は変わる🌞

 大事な事はメンタルを

 やられない事!

 

 それから1年後、Tさんも

 私も引越した🏠